原状回復義務とは

query_builder 2023/01/01
コラム
43

原状回復義務という言葉の意味をご存じでしょうか？
なんとなく意味を分かっても、詳しいところまで知っているという方は多くありません。
また、原状回復についてどこまで行えばいいのか分からない方もいらっしゃいますよね。
そこで今回の記事では、原状回復義務について解説します。

▼原状回復義務とは
原状回復義務とは賃貸契約の退去時に、入居してから生じた傷・ダメージを賃借人が回復する義務のことです。
また原状回復をどこまで行うのかに関して、国土交通省が以下のガイドラインを公表しているので紹介します。

■原状回復をめぐるトラブルとガイドラインについて
このガイドラインでは、「賃借人の故意・過失その他通常の使用を超えるような損耗・毀損を復旧すること」と定められております。
地震や台風による損傷など、不可抗力による損傷は賃借人は原状回復義務は負わないこととなっております。
つまり、原状回復とは「普通に使用して劣化した部分は直さなくていい」ということを明確にしているのです。

▼まとめ
「原状回復義務」とは、退去の際に故意や過失で付けてしまったダメージを修復することを指します。
しかし、普通に使用して劣化した部分に関しては、原状回復の範囲に入りません。
このように賃貸物件から退去する場合、元々の状態へ回復する作業が必要となる場合がございます。
株式会社ウェークアーツでは、現状回復に関するお悩みに対応しておりますよ。
是非お問い合わせ下さい。

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